日本将棋連盟は27日、コンピューター将棋ソフトの不正使用疑惑に関連して三浦弘行九段(42)を出場停止処分とした問題で、第三者による調査委員会を設置したと発表した。連盟理事会によって決定した。
委員長には、元検事総長で弁護士の但木敬一氏(73)が就任。但木氏は、旧案が盗作疑惑によって白紙撤回された2020年東京五輪・パラリンピックの公式エンブレムを新たに選考する際、大会組織委員会が設置した「東京2020エンブレム委員会」の委員も務めた。
今後、有識者らによるメンバーを組織し、処分の妥当性や三浦九段の対局中の行動などについて調査する。
連盟は今月12日、三浦九段を12月31日までの出場停止処分としたが、三浦九段は不正行為を否定している。
将棋不正疑惑、第三者委の委員長に五輪エンブレム委員の元検事総長
http://www.hochi.co.jp/topics/20161027-OHT1T50135.html