「いじめとは何か」定義明確化で“見逃さない”
学校でのいじめ防止策を検討している文部科学省の有識者会議は、いじめの定義を明確化するよう求める提言をまとめました。
2013年に施行されたいじめ防止対策法では、いじめの定義を「児童生徒が心身の苦痛を感じる行為」としています。
しかし、有識者会議は学校や教師によって定義の解釈が異なり、いじめを見逃すケースがあると指摘し、
具体的な例を示していじめの解釈や範囲を明確にするよう文科省に求めました。
また、いじめの認知件数が多いことはマイナスではなくプラスに評価されるようにして、いじめを見逃さないよう対応を徹底させる方針です。
文科省は、今回の提言を受けて法律の一部改正の検討に入ります。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20161024-00000062-ann-soci