ASUSが台湾を皮切りにアジア各国で第3世代ZenFoneである「ZenFone 3」を2016年7月に発売しました。日本市場への投入が待たれる中で、一足先に台湾でZenFone 3を手に入れて、その実力を試してみたところ、あいかわらずのコストパフォーマンスの高さを見せつけるデキになっていました。
◆ZenFone 3を求めて台湾へ
世界的な供給不足がささやかれるZenFone 3を求めて、台湾・台中市を散策しました。訪れたのはNOVA・台中英才店。
価格は定価の7990NTD(約2万5000円)。ということで購入決定。なお、台中市内では5.2インチスタンダードモデルのZenFone 3のみ販売されており、5.5インチモデルのZenFone 3(ZE552KL)や上位モデルのZenFone 3 Deluxe(ZS570KL)、ZenFone 3 Ultra(ZU680KL)は発見できませんでした。
◆使ってみた
ZenFone 3は当然ながらSIMフリースマートフォン。ということで、滞在先のフィリピンでZenFone 3を使ってみました。ちなみにZenFone 3はフィリピンでも発売済みですが、記事作成時点ではほとんどのASUSショップで在庫なしとなっていました。
台湾版のZenFone 3は香港・日本でも同一モデルとして販売される予定。ということで言語は日本語を選択可能。なお、ZenFone 3は地域別に複数のモデルがありますが、台湾や日本で販売される「TW/JP/HK」バージョンがプラチナバンドを含むBand 1/2/3/5/7/8/18/19/26/28と対応バンドが広いので、海外で購入する場合は「TW/JP/HK」バージョンが圧倒的にオススメです。
◆まとめ
約2週間、ZenFone 3を使ってみた感想は、やはりZenFone 3はZenFone 2から正常進化を果たした後継機であるということ。必要十分な性能を持ち、ASUS独自のZen UIと、タッチジェスチャー・モーションジェスチャー機能、片手モード、簡単モード、手袋モードなどのASUS独自機能に加えて、新たに指紋認証機能も搭載。使いやすさに磨きがかかっています。
デザインこそ第1世代、第2世代のZenFoneと違い2.5Dガラスを両面に搭載するという大変更が加えられましたが、高級感という点では歴代ZenFoneシリーズの追随を許さないレベルに仕上がっています。スタンダードモデルのZenFone 3は価格が3万円未満という激安価格にもかかわらず、性能&デザインのバランスが絶妙で、歴代ZenFoneシリーズ同様、圧倒的なコストパフォーマンスを見せつけるスマートフォンとなっています。
さらに、デュアルSIM&4G LTE/3Gのデュアルスタンバイ機能を搭載している優位性は圧倒的。利用条件によってはこの上なく便利で、もはやこれなしではいられないと感じるほど。一度でも4G LTE/3GのDSDSの使い勝手を体験すると、面倒なSIMカードの入れ替え作業から解放されSIMスロット1つのスマートフォンには戻れないという快適さがあります。日本市場に「SIMフリー」を広めたASUSは、ZenFone 3で「デュアルスタンバイ」を広めることになるかもしれません。
全文はソース先にて
http://gigazine.net/news/20160820-zenfone-3-review/
http://i.gzn.jp/img/2016/08/20/zenfone-3-review/b01_m.jpg
http://i.gzn.jp/img/2016/08/20/zenfone-3-review/00_m.jpg