26~27日、長野県の諏訪湖でワカサギの大量死が確認された。少雨や高温などの影響で、水中の酸素濃度低下による酸欠が原因とみられる。県や諏訪湖漁協などは28日、岡谷市から下諏訪町の湖岸で死骸を回収。研究機関などは、原因調査やデータ解析に乗り出した。漁業関係者は「過去に例がない」と漁への影響に危機感を強めている。【宮坂一則】
漁協によると、ワカサギなどの大量の死骸は26~27日に発見された。体長4、5センチの2年魚が多く、コイなど他の魚の死骸も交じっていた。湖全域で死骸が確認されており、関係者は「トン単位の被害では」とみる。
漁協は、湖水に溶け込んでいる酸素量(DO)を10カ所で定期的に調査。15日は夏場の通常の状態だったという。その後も無風や少雨、河川からの流入減少などで酸素供給がほとんどない状態が続き、25、26日に吹いた弱めの風が湖底の貧酸素水をかき混ぜ、全体に無酸素状態が広がった可能性があるという。
以下長いのでソース先で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160729-00000017-mai-soci
http://amd.c.yimg.jp/amd/20160729-00000017-mai-000-4-view.jpg