ウサギのミッフィーに「万引盗」の過去 ID:YkECE0s3

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2016/07/20(水) 07:35:05.04 ID:YkECE0s3

「ミッフィー」といえば、日本で最も有名なウサギの一人(一匹)。2015年に生誕60年を迎えた。

■ディック・ブルーナとミッフィー

ミッフィーの原作者はディック・ブルーナで、オランダの人。1955(昭和30)年ごろ、小さかった息子へ語って聞かせた子ウサギ「ナインチェ」が主人公の創作童話が原点だ。

ナインチェが、福音館書店の翻訳絵本になって日本へ紹介されたのは1964(昭和39)年。当時は「うさこちゃん」という呼び名で登場し、人気を博したという。

現在は、講談社が採用した英語圏での呼び名「ミッフィー」シリーズでも有名。絵本と併せ、キャラクターグッズなども広く販売されている。

■葛藤を抱えるミッフィー

ミッフィーは、いかにも子ども向けといった風情の「ふんわり」キャラ。絵の色使いはどぎつくなく、子どもでも認識しやすい単色が使われている。母親・父親からの高い支持もあるようだ。

ただし見た目と異なりミッフィーは、内面にさまざまな葛藤をを抱えている。葛藤は、ミッフィーが主役の絵本を読んでみるとよくわかる。

■祖母の死、そして土葬

あるエピソードは、人(ウサギ)の死がテーマ。前日の夜、何気ない会話を交わしたミッフィーの祖母が、今朝になると亡くなっていたというストーリーだ。

柔らかい布団にくるまれ棺おけに納まった祖母を前に、一同は号泣。やがて祖母の棺おけは、森の中のこけむした丘に掘った穴へ沈められ「土葬」になる。

エピソード名は、福音館書店版が「うさこちゃんのだいすきなおばあちゃん」。講談社版では「ミッフィーのおばあちゃん」だ。

■出来心で「万引」も

さらには、こんなエピソードも。 カラフルなキャラメルを思わず万引してしまったミッフィーはその夜、罪の意識で不眠に陥る。思いあまって翌朝、母親に罪を告白。万引した店までキャラメルを返しに行く。

このエピソードでは、店の人や母親をはじめ、周囲の誰もがミッフィーをたしなめることがない。ミッフィーに反省を促したのは、自らの良心だったという展開だ。

エピソード名は「うさこちゃんときゃらめる」(福音館書店版)である。

イカソ

http://sirabee.com/2016/07/19/144513/


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