日本の生徒は「儀礼的」に教師に従っているだけ #31

31番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2016/06/10(金) 21:19:33.48 ID:1P/XB1O9

「ゆとり」教育と一緒に「観点別評価」っていうのが取り入れられたんだよ
「ゆとり」は一応無くなったけど、「観点別評価」わ残っている
例えば英語だったら、
①積極的なコミュニケーション
②英語での表現
③英語の理解
④異文化理解
の4つの観点それぞれにA○、A、B、C○、Cの5段階で評価されるわけ
このなかでくせ者が①で、これはテストで計れない
だから、仮にテスト関係はすべて満点でも、
①の観点でC○をつけられたら成績に5がつかないんだ
①の観点ではコミュニケーションの内容は評価の対象じゃなくて
「積極的」であることが評価につながる
これは往々にして教師の恣意的な評価になりがちで
例えば、陰気な子どもは積極的じゃないと評価されてしまうかもしれない
それで、こういう恣意的な評価を極力排除して客観的に評価しようと
例えば、授業中○回以上発言したらAとかいうように基準を決める
だから生徒も少しでもいい評価をつけて欲しいから
儀礼的でも何でもとにかく発言をしようとする
要領のいい女子なんかは普段から先生と積極的に話をして
印象深くなってもらって、授業中に当たりやすくなるように努力している
積極的なコミュニケーションが即点数につながって
その点数が高校入試の合否に関わるわけだからみんな必死
そのうえ、アベノミクス()のおかげで親の給料は下がって生活は苦しくなっているから
月謝が安い公立高校へ進学して欲しいという親からのプレッシャーも高い

こんな状態だから、儀礼的になるなというのが無理な話
子どもたちは必死になってあらゆる側面で評価を稼いでいるわけ

そして、ここからドロップアウトした子どもたちは(つまり高校をあきらめた子どもたちは)
それはもう、大変なことになっている、
たとえていうなら大人並みの力がある赤ちゃんが毎日「イヤイヤ」をしている状態
これに関しては教師に同情する

このスレッドを全て表示


このスレッドは過去ログです。