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低価格帯のスマホ新商品が続々と登場する昨今。しかし、このほど発売された「Solarin」はなんと最低価格が1万3800ドル(約150万円)もするという超ハイエンドなスマホ。
軍レベルの暗号技術を採用し、最高のセキュリティ機能を搭載しているのがセールスポイントだ。
・プライバシー重視の人に
外観もレザーやカーボンファイバーなどを使用していて高級感を漂わせているが、高価格の由来はもちろん中身にある。
最大の売りはハード、ソフト両方で高性能セキュリティを実現している点。ハードでは、本体にセキュリティスイッチを搭載していて、こちらをオンにすると通話やメッセージの内容を完全に暗号化するモードになる。
Solarin2・軍が使う暗号化技術
また、通信面でも軍用に使われている暗号化技術を用い、サイバーアタックから守るソフトも活用するなど「情報機関以外では使われていない最先端のテクノロジーが詰まっている」とのこと。
加えて、不審なアクセスがないかをモニターするサービスも提供するなど、「プライバシーを確実に守れる」とうたう。
・ロンドンに第一号店
セキュリティ面以外のスペックとしては、ディスプレーは5.5インチの2k。Snapdragon 810プロセッサで作動する。ストレージは120GBで、23.8メガピクセルのソニー製カメラを搭載している。
Solarinはイスラエル拠点のスタートアップ「Sirin Labs」が開発。オンラインで購入できるほか、このほどロンドンに第一号店を開設した。
今後はイギリス以外へも販売を拡大する見込みだが、これほどセキュリティが強固なスマホを必要とする人が、果たして世界にどれだけいるのか見ものだ。
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