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神奈川県議会 共産党が「猛省」決議に反対/“民主主義ないがしろに” - ライブドアニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/11530512/
神奈川県議会は１６日、第２回定例会の本会議で日本共産党議員団に権利制約を示唆する不当な「猛省」決議を強行しました。日本共産党の井坂新哉県議団長は「議会制民主主義に照らして許されない」と反対の討論を行い、議会制民主主義の危機だと約１００人の市民が駆けつけ、抗議しました。
決議は、共産党に「猛省を求める」とするもので、本会議などでのミスを口実に「議会運営に携わる交渉団体としては不適格」などと断定し、「再度このような事態を招いたときは、交渉の権利を有する団体の立場を辞する覚悟を持って議会運営に臨む」ことを求めたもの。共産党の代表質問を制限しようとした策動が市民の抗議で不可能になったことに代わるものです。自民、民進（元民主）、公明、県進（元維新）、県政の５党・会派が提案しました。神奈川ネットは退席しました。
反対討論にたった井坂氏は、ミスについては訂正してきた経過をのべつつ、代表質問を制限したり、猛省を求める決議をする「必要は断じてない」と抗議。決議が代表質問制限につながるとすれば「議会制民主主義をないがしろにするもの」ときびしく批判しました。
そのうえで、他会派の不適切な発言や質問は削除や訂正などで対応するなか、共産党のミスだけを問題にすることについて、「日本共産党県議団に対する権利の制約を狙うものであるなら、議会制民主主義に照らしても許されません」と指摘しました。
傍聴に集まった市民からは「これからも萎縮することなく、堂々とやっていってほしい」などの要望が寄せられました。