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「共産党は未熟なので、成熟するまで外そう」というのが趣旨だそうだ。何をもって「成熟した」とみなすのか? 客観的規準はない。他党の成熟度を自・公・民進が判断するというのは、あまりにも不遜である。
そして共産党はずしの協議入りを決めたのが昨日、5月11日だった。
対象になる代表質問の機会は年4回、一般質問は年3回(昨年ベース)だ。共産党議員団の君嶋ちか子議員は、「半分以上、質問の機会が奪われる。有権者の皆さんに付託を受けているので、なるべく反映したい」
「質問は、議員の固有の権利であり義務だ。他の会派がストップするのは県民の参政権を否定するようなもの」と憤る。
機を同じくして特定会派の質問を封じ込めるような動きが全国各地に広がっている。世田谷区議会、三重県議会などで共産党や少数会派の質問時間の短縮、会議や委員会からの排除が行なわれつつある。
地方議会からの特定会派、少数会派排除がエスカレートすれば、いずれは国会にも波及し、国民の口も同じように塞がれることになる。
民主主義の直接的破壊じゃないか
にわかには信じられないほどだよ