熊本地震の原因とみられる「活断層」は日本中いたる所に潜んでいる。都心でも銀座、築地、月島、四谷、浅草、田端、飯田橋、江戸川、荒川、春日部、熊 谷、草加、高崎ほか首都圏の街にも「隠れ断層」が貫いているほか、東海地震が警戒される名古屋を中心とした中部地区でも未知なる活断層の存在が指摘されている。
そして、多くの専門家が「日本でもっとも危険な活断層」と口を揃えるのが大阪の「上町断層」だ。
全長42kmのこの活断層は大阪府豊中市から大阪市の中心部を貫き、岸和田市に至る。新大阪駅や道頓堀、通天閣は、その上にあるといっても過言ではなく、梅田や難波といった繁華街のすぐ近くを 通っている。
近代都市の真下に存在する世界でも珍しい活断層だ。上町断層の幅は約300mで、それが一瞬にしてずれると大阪の中心部に落差2メートルの崖が出現するとのシミュレーション結果も出ている。
淀川には2mの滝が出現し、堤防は決壊。淀川の水があっという間に大阪の街に襲い掛かる。梅田など発達した地下街や地下鉄は濁流に飲み込まれ、鉄道各線や道路も寸断されると想定される。
以下ソース
http://www.news-postseven.com/archives/20160428_406528.html?PAGE=1#container