①オスプレイは垂直離着陸機ではない。STOL機である。狭い乱雑な救助現場ではオスプレイ自身の操縦も困難、地上に対しても危険。
②米4軍の新型離着陸機を狙って開発されたが、現在米陸軍はあの広い米国を守るにもCH47・UH60ヘリで十分ミッションを果たせるとしてオスプレイを採用してない現実を直視せよ。広い米国内でも純粋ヘリの方が良い。高い金を払って仲間を事故に巻込まない為も。
③FAAの輸送双発垂直離着陸TA級のTCは、何時、片発になっても、エンジン不具合を5秒間気づかないで、安全離着陸出来る事。
CH46の民間機V107の場合、軍用は2‣14万ポンドが1.74万ポンド、ロータ径は50フィート。オスプレイは公称4.77万ポンドで、ロータ径は36フィート。ここに基本的問題が存在する。オスプレイ軍用機、FAA規定は適用されないが、実際の平和時国内で救助活動を実施するには、これ位ホバリングの潜在・余裕能力を持っていなければできるものではない。ヘリによる救助環境・活動はみなさんが考えるほど生易しいものではない。吹き降下し風、ロータ-径に逆比例、CH47でも台風並み、オスプレイはCH47の1・5~1・6倍、しかも熱風である。
④オスプレイは米海兵隊が艦船に乗せての侵攻型武器のTOL機である。日本で自衛隊が災害救助、ましてやドクターヘリ運航なんてとんでもない。必ず事故を起こし、パイロット・ミスか、原因不明で終わる。拙論が正しいことは自衛隊が運用すれば直ぐ事実で示される。
⑤自衛隊基地から広い訓練場での運行は問題ないであろうが、実際これを災害救助に実用できないことは自衛隊隊員も知っている。必ず事故を起こす。気の毒である。論者はもっと真面目にオスプレイの本質を勉強されたい。YAHOOで検索”V22-航空機、Wikipedia”はほぼ正しい情報が記載されている。素人には少し難しいが、ヘリコプターの専門家、運航現場も知っている専門家であれば理解できるであろう。
これが分らない人は米陸軍が何故CH47,HU60で十分とオスプレイを採用してない理由を真剣に考えてみなさい。