千葉県銚子市の老舗の缶詰会社が、表示と違う原産地の魚を使って缶詰を製造していたことが分かりました。この会社は、さばの缶詰にさんまを混ぜて出荷していたことも明らかになっています。
信田缶詰によりますと、原産地の表示が違っていたのは2013年1月から今年2月までの間に製造した「いわしみそ煮」や「さんま味付」など14種類の缶詰、5万ケースです。表示を「銚子産」としていたにもかかわらず、実際には青森県の八戸市や台湾などで水揚げされた魚を使っていました。取材に対し、信田缶詰は「原材料が不足した際に、出荷を優先して他の産地のものを使ってしまった」などと説明しています。千葉県は食品表示法に基づき、23日、信田缶詰に立ち入り調査をしていて、製造の詳しい経緯を調べています。信田缶詰は1905年の創業で、3月3日にさばの缶詰にさんまを混ぜて出荷していたことが発覚しています。
ソース
「さば」に「さんま」の缶詰会社 今度は原産地を…
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000070991.html