ランドセルの寄付について、児童養護施設の保育士が「いらない」とツイートし、話題になっている。
2010年のタイガーマスク運動から、施設にランドセルを寄付する行為が定着しつつある。
16年3月17日には、プロレスラーの長州力の名を使う別人から、「タイガーマスクにだけいいカッコ
させない」と、さいたま市岩槻区役所に新品のランドセル4つが届き、話題になった。
多くの人から贈られるものの、「正直に言わせて頂きます! ランドセルはーいらないー(>人<;)!」と
して、「ランドセルくらい、本人の希望をもとに買ってあげたいのですよ...」と訴えた。
別の施設の元職員は、「ランドセル、学用品、衣類、寝具はいりません。税金から新品を買います」と
ツイッターで保育士に同調した。この元職員はさらに、「中古品は申し訳ありませんが規定で廃棄
します。露骨ですみませんが、下さるなら現金または児童全員に行きわたる量の季節の果物を
お願いします」と書いている。
保育士は、現金の寄付については、子供たちに直接活かせず取り扱いが難しいとして、施設では
なく学費援助の基金などにしてほしいとした。
http://www.j-cast.com/2016/03/22262020.html?p=all