Samsung Electronicsは3日(韓国時間)、世界最大の15.36TBという大容量を実現した
エンタープライズ向けSSD「PM1633a」を今年(2016年)後半から提供すると発表した。
PM1633aは同社の3D NAND技術「V-NAND」を利用したもので、256Gbitダイを16層まで
積層し、1パッケージ当たり512GBの容量を実現している。これを2.5インチのフォームファクタに
32パッケージ搭載することで15.36TBを達成した。
PM1633aのランダムリード性能は200,000IOPSで、同ライトは32,000IOPS、シーケンシャルの
リード/ライトは1,200MB/secとなる。ランダムリード速度は既存のSAS HDDよりも1,000倍のIOPSを
誇るとしている。コントローラはSASインターフェイスによる12Gbbpsの転送速度をサポートし、
キャッシュ用として合計16GBのDRAMメモリを搭載する。
1日当たりどれだけ書き換え可能かを示すDWPD(Drive Write Per Day)については、
通常のSATA SSDに対して2~10倍になるという。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20160304_746730.html