【Next安倍ちゃんのお友達】『殉愛』裁判で初出廷の百田尚樹が“自爆証言”を次々と…あげくは弁護士に「なに言うとんのや!」と逆ギレ #13

13番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2016/03/07(月) 22:05:30.15 ID:sbvl0v90

指揮者やってる人が百田がクラヲタとして出した本にダメ出しをしている文章がちょっと面白かった

http://www.musicpenclub.com/talk-201411.html

 百田氏は、まるで劇音楽を聴くようにクラシック音楽を聴く。そして、「皆さんには、ただ虚心に音楽を聴いて
もらいたい」(同書「決定版趣味」)などと言いながらも、実は「天地が震え、原始の地球の誕生を思わせるような
壮大な音が鳴り響く」(ブルックナー8番終楽章)というような、陳腐で扇情的なことばで、音楽作品を繰り返し
飾り立てる。
加えて「すさまじい感動」「天才」「傑作」「完璧な音楽」「完璧な技巧」「世界最高峰」「壮麗」「壮大」「凄絶」
と恰も感情の針が振りきれているかのように叫び続け、断定的賞嘆をもって読者をクラシック音楽へと煽り立て
ようとする。
そこには、文学や美術、或いは様々な社会の動きと連動して生まれてきたヨーロッパクラシック音楽に対する、
客観的で理知的な分析はない。あるのは唯、クラシック音楽に対する盲目的な崇拝である。
その挙句、クラシック音楽はあらゆる音楽に優越している、つまり至高であると断言するのだ。

 クラシック音楽の演奏家でも作曲家でもない百田氏に、ここまでの断定をさせるのは、恐らく、19歳から聴き
はじめて、現在は2万枚を超えるCDを持っているという、豊富な聴取量を持つが故の驕りからだろう。
しかし、だからといってそれは、彼が音楽を深く理解していることにはならない。看過できない間違いを一つ示そう。
同書で唯一提示されている楽譜-J.S.BACHの平均律ロ短調フーガ主題(BWV869)-に、楽譜が読めれば子供
でも気が付く、信じがたい間違いがある。CHと続くべき音がC♯ Hに、DC♯と続くべき音がD♯C♯になって
いるのだ。
そして、そのコメントに「凄まじいばかりに半音階が使われてい て・・・」と書いている。が、このような音列では、
当然半音階にはならない。その上、ご丁寧にも「楽譜を載せているので、手元にピアノがあれば是非弾いてほしい」
とまで言い、「奇妙な現代音楽のように聴こえるだろう」と続ける。それ は、この間違い通りに弾けば、確かに
「奇妙な現代音楽」のように聴こえるだろう。彼は、このフーガ主題をかつて携帯の待ち受けに使い、その着信音
を聴いた人が例外なく示す「気持ち悪い音楽」という反応に、バッハの凄味を感じてほくそ笑んだという。
彼の表現を借りれば、笑止!と言う他ない。まさか本当に間違ったまま打ち込み、その間違いを聴いてもわから
な かったとは思いたくないのだが。

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