福島の農家「東京の人が福島産を食べたくない気持ちはわかる これは根も葉もない風評被害じゃねえっしょ」 #1

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2016/02/21(日) 02:56:59.49 ID:iMXS6cfU

首つったおやじ、無駄死にさせたくねえ 福島の農家
2016年2月20日

http://www.asahi.com/articles/ASJ2N0Q9QJ2KUPQJ00K.html

http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20160218002719_comm.jpg
福島県須賀川市

 土と生きる豊かな暮らしは、あの日、一変した。
福島県須賀川市で農業を営む樽川和也さんは、東京電力福島第一原発の事故後
まもなく父親を自死により失った。
田畑も放射能で汚染された。
東京で20日公開のドキュメンタリー映画「大地を受け継ぐ」で苦悩を訴えている。
もう取り戻せない、償うことなどできない現実を聞いた。

 ――事故から5年。いまの状況を教えてください。

 「 放射能は、こっちの中通りにも降りました。田んぼも畑もビニールハウスも、
みんなやられて、うぢらは職場を汚染されたんです。だけど、東電は資産への賠償を
したわけでもねえ、放射能を取り除いたわけでもねえ。ただ、5年の月日が流れた
だけ。たーだ被害かぶって苦しんで、うぢらはいったい、なあんなのって」

 「精神的な慰謝料として事故の年に8万円、翌年に4万円はもらいましたよ。
ただ、それだけ。12万円で、あとはもう黙ってろ、自然に放射能さがんの待ってろ
っつうことでしょう。とても、そんなんで済む損害じゃねえべ」

 ――生前、お父さんは野菜の有機栽培に熱心だったそうですね。

 「環境のこと、よく考える人でした。寒キャベツをつくり始めたのも、冬なら
1回も消毒やんねくたって虫がつかねえからです。雪の下で成長して、味もかなり
甘くなる。地元の学校は全部うぢのキャベツを給食に使ってました。本当に安全で
おいしいものを子どもらに食わせられる、って喜んでた。学校に呼ばれて、食の教育
でしゃべったこともあんだ。そういうのが誇りだったの」

 「国から野菜の出荷停止の連絡が届いた翌朝、首をつりました。収穫前のキャベツ
7500個がダメになった。畑も汚された。これから先、どうやって生きてくっぺ、
と思い詰めたんでしょう」


>>2-3に続く

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