ダイオウグソクムシの脱皮を確認 鳥羽水族館、国内で初
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脱皮を始めたダイオウグソクムシNo.5=鳥羽水族館提供
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尻尾よりの体の後半分を脱皮したダイオウグソクムシNo.5=鳥羽水族館提供
三重県鳥羽市の鳥羽水族館は13日、世界最大のダンゴムシの仲間、 ダイオウグソクムシの脱皮を国内の水族館で 初めて確認し、動画の撮影に成功したと発表した。
鳥羽水族館では5年間絶食した個体が話題になったばかり。
担当の学芸員は「謎に満ちた深海生物の習性を明らかにするデータになるのではないか」と期待を寄せる。
脱皮したのは、オスの通称「No.5」(脱皮前の体長約2 5センチ、体重1250グラム)。
メキシコ湾の水深800メートル地点で捕獲され、2012年から専用水槽で飼われている。
今年1月初めごろから脱皮の兆候があり、2月12日午前7 時半ごろ、殻が割れ脱皮途中の姿が確認された。
同日午後2時ごろまでに、時々体をよじるようにして体の後半分の殻を脱いだ。
前半分の脱皮がいつになるかは全く不明という。
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