福島県で屋外活動制限の公立学校なくなる
1月29日 4時03分
東京電力福島第一原発の事故による放射線の影響で、福島県内では一時、
400を超える公立の小中学校や高校などで体育の授業などの屋外活動が
制限されていましたが、放射線量の低下とともに、こうした活動を制限する
公立学校はこれまでにすべてなくなったことが分かりました。
学校の現場では
屋外活動の制限を取りやめた学校では、子どもたちが制限を気にせず、
休み時間などに遊びや運動を楽しむ姿が見られるようになっています。
福島県西郷村では、村内にある5つの小学校で屋外活動を1日4時間以内に
制限していましたが、校庭の放射線量が十分低いと確認されたとして、
今年度、すべての小学校が制限を取りやめました。
このうち、全校生徒およそ70人の羽太小学校では、休み時間に多くの子どもたちが
校庭に出て、縄跳びをしたり雪合戦をしたりして遊ぶ姿が見られるようになりました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160129/k10010389771000.html