【中世司法シャラップ日本】46年後に生きてアイスクリームを食べられた袴田巌さんと、死ぬまで食べられなかった奥西勝さん 2人の人生とは何だったのか

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2016/01/16(土) 17:22:47.05 ID:Cjw2taha

「名張毒ぶどう酒事件」奥西死刑囚を追いかけたドキュメンタリー製作者が語る、再審を阻む“司法の硬直”

http://lite-ra.com/2016/01/post-1892_2.html
齊藤 実は、『重い扉』を撮るまで「裁判所は真実をすべて明かしてくれるところ」だろうと、漠然と思っていたんですね。ちょうど裁判員裁判が始まる前だったので、多くの一般の市民の人たちは「裁判所ならすべての真実を明かしてくれる」「検察は正義の味方だ」というふうに思っていたと思います。でも名張事件の取材をして、裁判所の縦社会や、検察の最良証拠主義、つまり自分の都合のよい証拠しか出さないこと、そういった司法の矛盾を感じたんです。

──名張事件発生から半世紀以上が経過し、関係した捜査官、検察官、裁判官、そして弁護士も世代が変わっているはずです。時代も変わり、科学捜査の技術も進歩した。にもかかわらず、なぜ再審開始が難しいのでしょうか。

齊藤 検察にしろ、裁判所にしろ、一度確定した判決を覆すというのは、組織としてはとんでもなく大変なことです。たとえば、裁判所の場合、よく言われるように、最高裁を頂点として高裁、地裁というふうに続くピラミッド型です。人事権は最高裁が握っている。最高裁の先輩が死刑と確定したものを、下の後輩が覆せば先輩の顔に泥を塗ることになりますし、やはり、裁判官自身の出世にも関わってくるんですよね。何人もの裁判官OBからそういう話を聞いています。もっとも、各裁判官の独立は憲法で保障されているはずです。しかし、自分は出世などどうでもよいという裁判官がいるかどうか。多くは、どうしても組織のしがらみに縛られがちになっている。さらに、再審の請求をすることができるのは、親や子、兄弟など、直系の親戚だけ。代理人も認められていません。親族がいなくなったら、もうその事件全体が闇に葬られるということですから、それは、おかしいですよね。

袴田巌さんの捜査と裁判にかかわった主な刑事・検事・裁判官
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/38938?page=5
古田佑紀(最高裁裁判官・再審請求特別抗告棄却)

https://www.youtube.com/watch?v=JHjWmQIGBns&list=PLBDF3DADA42761E79
三井環 元大阪高検公安部長「(2004年)10月末頃に、麹町に後藤田正晴の事務所があったんですよ。で、原田(明夫)検事総長と当時の松尾(邦弘 法務)事務次官、古田(佑紀)検事局長。現在最高裁判事ですけれどね(2010年当時、2012年4月7日退官)。
この三人が訪ねまして、『このままでは検察が潰れる』という泣きを入れたらしいんです。検察が潰れるというのは、このまま報道が過熱して裏金問題が公表されれば当時検事総長以下70名の幹部検事が懲戒免職処分を受けますよ。そして国民から刑事告発を受ける。使ったお金は国に返さなきゃいけない」

https://www.youtube.com/watch?v=JHjWmQIGBns&list=PLBDF3DADA42761E79&feature=youtu.be&t=1m53s
「検察の裏金づくりというのは、内部の者はみんな知っている公知の事実なんですよ。真っ黒なんですよ。だから真っ黒を真っ白にしたんですね。まあ、検察としてやっちゃならんことですね」

裁判所にまで裏金。裁判官は、旅費の虚偽公文書作成の罪に染まっています
http://blog.goo.ne.jp/costarica0012/e/86e6d48b63a324702545566264db49c8
カラ出張のほか、事務総局幹部が旧大蔵省主計局幹部や自民党政治家などを一流料亭やキャバレーなどで接待

2番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2016/01/16(土) 17:48:32.51 ID:kDB03Z6X

ミスを認められない体質みたいなのあるよな
この前のケルンでの移民の集団婦女暴行で警察がミスを認めてるのを見て思った
間違ってることが判明するか間違っている疑いが生じた時点で
それを認めて再検討するってのがもっとスムーズにできればいいんだけどな
人間はまちがえるものなんだから

3番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2016/01/17(日) 01:00:53.31 ID:t86Sm/m9

安田好弘さんに訊く 弁護士とは
http://www.dailymotion.com/video/x25pwte?start=630
「弁護士というのは事実を明らかにしていくわけですけれど、今の刑事司法の中では事実を争うと東京拘置所から出てこれなくなる。だから私は300日近く入れられたわけですね。
まだ有罪かどうかも決まっていないにもかかわらず、争っているというだけで300日入れられてしまうわけです。
それを考えますと、弁護士としては、たとえば痴漢冤罪の方が、『私はやってない』と(言っても)どうしようかと(思う)。『じゃあ、法廷で証明しましょうよ。』と言ったときどうなるかというと、裁判が終わるまでなかなか出てこれない。
すると職場もなくなってしまいます。時には家庭も崩壊してしまいます。そういう危険にさらされるわけです。
そうすると弁護士がそこを考えてくると、この際認めてしまって、やってなくてもやったと認めて出てこいよと(言わざるを得ない)。
弁護する人間が、実は事実と違うことを認めるということを薦めざるを得ない。今の実情なんですね。そういう厳しい状況にある。」


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