東京・江戸川区のアパートで、17歳の女子高校生が殺害された強盗殺人事件で、逮捕された男が「自宅に誘い込んですぐに制服の上着で首を絞めた」と供述していることが、警視庁への取材で分かりました。警視庁は、最初から殺害する目的だったとみて調べています。
この事件は、14日午後8時ごろ、東京・江戸川区のアパートの部屋で、近くに住む高校3年生の岩瀬加奈さん(17)が首を絞められて殺害され、バッグなどを奪われているのが見つかったもので、警視庁は、この部屋に住むアルバイト、青木正裕容疑者(29)を強盗殺人の疑いで逮捕しました。
これまでの調べによりますと、青木容疑者は以前、岩瀬さんと同じ場所でアルバイトをしていて、事件前日にアルバイト先で待ち伏せして、共通の趣味の話題で自宅に誘い込んだとみられています。
その後の調べに対し、青木容疑者は「自宅に入ってすぐに後ろから羽交い締めにして、手だけでなく岩瀬さんが着ていた制服の上着を使って首を絞めた」と供述していることが、警視庁への取材で分かりました。
これまでの調べで、青木容疑者は「生活が苦しくて自暴自棄になり、以前から興味があった首を絞める行為を行って、自分の人生を終わらせようと思った」などと供述しているということです。警視庁は、最初から殺害する目的だったとみて調べています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151115/k10010307091000.html