東京電力福島第1原発事故による避難指示が9月に解除された福島県楢葉町の木戸川で18日、
サケ漁が5年ぶりに再開された。約100メートルの川幅に設けたやな場から、漁師たちが横一列に
なって約200メートル下流まで追い込むと、体長70センチ前後のサケが勢いよく網にかかった。
震災前、本州最大級の産地で、毎年1500万匹の稚魚を放流してきたが、ふ化場が津波で大破。
県が3年前から実施するモニタリング調査で放射性物質は検出されず、震災後初めて出荷される。
http://mainichi.jp/select/news/20151019k0000m040031000c.html