聞けばその女性には足に障害があり、「障害者手帳」を持っていらっしゃるそうなのですが、一見そうとは見えず、
必要としているにもかかわらず、なかなか席を譲ってもらえないとのこと。
なので、電車内で私の付けているヘルプマークのストラップを見て、
以前から欲しいと思っていたこのストラップを手に入れたいと、私に声をかけたそうなのでした。
自他共に認める、がんばり屋? ちょっと無理をする? タイプの私は、現在進行形のがん患者でありながらも、
周りの方々に「患者扱い」をしていただかないように、できる限り元気に明るく生きるよう努めてきたと思います。
周りにいる方々は、「一緒にいると患者であることを忘れる」「普通の人よりも元気」、と口々にそう言います。
■ 外からは見えない疾患
実は、今朝の通勤風景には、哀しいものがありました。私は優先席のエリアに立っていたのですが、
通勤中の一見健康な方々(中には、そうではない方もいらっしゃったかもしれません)が優先席座席に座り、
全員が携帯をいじっているか、携帯から音楽を聴いていました。
そのエリアに立っていたのは、ヘルプマークを付けた私と、マタニティマークを付けた妊婦さんの2人でした。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150930-00044871-jbpressz-bus_all&p=3