■大阪都構想には党費6億5000万円
それにしても、毎月300万円だとしたら、年間3600万円。一般サラリーマンの年収の7、8倍ものカネを使って、飲み食いしていたのだから呆れるほかない。なぜ、こんなに使ってしまったのか。馬場氏の事務所はこう説明する。
「そんなには使っていません。だいたい月100万円くらいだと思います。ただ、党に領収書を渡しており、証明できるモノがないので、具体的な数字はわかりませんが……」
どうやら、どのくらい使ったかわからないほど散財していたらしい。異常な金銭感覚だ。維新に詳しい政界関係者がこう言う。
「維新の党は、ただでさえ大阪都構想のために、党のカネを6億5000万円も使っています。勝手に出ていく人たちに、なぜ、政党交付金の半分を渡さないといけないのか。さすがに、党本部もこれはのめないでしょう」
政党助成金で飲み食いしておきながら、橋下新党が「身を切る改革」を掲げるとはブラックジョークだ。