「建設費が高騰したのはデザインのせいではない」――巨額の建設費をめぐって白紙見直しされた新国立競技場の建設計画を巡って、建築家のザハ・ハディド氏の事務所は、日本政府と日本スポーツ振興センター(JSC)の見解に反論する声明を7月28日、ウェブサイトで発表した。
ザハ氏のデザイン案は2012年の国際コンペで選ばれたが、当初予算の1300億円を大幅に超える3000億円がかかることがわかり、2014年に規模を縮小。1625億円の予算とされたが、2015年になって2520億円に工費が膨らむことがわかり、白紙見直しとなった。このコスト増の原因は、アーチ構造を用いたザハ氏のデザインの「特殊性」によるものとされていた。
今回発表された声明では、
価格が上がったのはデザインのせいではなく、東京における建築コスト増大と、効率的な調達、業者指名ができなかったからだ。
ザハ氏側はコストを削減したデザインをJSC側に提案していたが、受け入れられなかった。
このまま、ゼロから見直せば拙速なデザインで、工期も遅れ、さらなる工費増大を招くだろう。
ザハ氏側には、新国立競技場のプロジェクトでこれまで積み重ねてきた知識と経験があり、よりよい競技場を造るための手助けができる。
安倍首相にその旨を書簡で出した。
といった主張が展開されている。
以下ソースで
http://www.huffingtonpost.jp/2015/07/29/zaha-hadid-statement_n_7893300.html?ncid