【nextダム】樹齢700年の巨木、移植作戦 ダム予定地からレール #1

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2015/07/19(日) 23:17:38.14 ID:DBNMmckB

http://www.asahi.com/articles/ASH733JKZH73TIPE00B.html

 佐賀県内のダムの水没予定地にある樹齢700年を超える杉を移植する計画が進んでいる。地元神社のご神木で天然記念物でもある巨木。移植地までレールを敷き、立ったままの状態で鉄の箱に入れて運ぶという大プロジェクトだ。

 移植される巨木は、佐賀県吉野ケ里町の「小川内(おがわち)の杉」。樹齢約700~800年とされる。高さ24~39メートルの3本の幹が並んで立っているが根は一つで、根本回りは約13メートルに及ぶ。重さは約440トン。小川内地区にある山祇(やまづみ)神社のご神木で、1956年には県の天然記念物に指定された。

 小川内地区は、福岡県那珂川町と接する県境付近にある。県境を流れる那珂川に多目的ダムを造る計画が持ち上がり、福岡県などが88年度から、五ケ山ダムの建設に着手。水没予定地となった同地区では、住民の集団移転が進められ、住民からはご神木の保存を求める声が相次いだ。

 これを受けて、福岡県は移植の可能性を探るために2002年から杉の調査を開始。移植地と移植の方法が課題となり、いったんは「困難」と結論づけた。だが、佐賀県側から、さらに詳しい検討を求める強い要望があり、11年に樹木の専門家らによる検討会議を設置。改めて検討を続けた結果、13年に「移植可能」と判断した。

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