サイバー攻撃:「ゼロチアキ」名乗る18歳を再逮捕
毎日新聞 2015年07月17日
◇警視庁サイバー犯罪対策課、電子計算機使用詐欺容疑で
インターネット 上で「Zeroc hiaki」と名乗り、サイバー攻撃を繰り返していたとみられる川崎市の
無職少年(18)=不正アクセス禁止法違反容疑などで逮捕=について、警視庁サイバー犯罪対策課は17日、
他人のクレジットカード情報を使ってアプリ(応用ソフト)を購入したとして、電子計算機使用詐欺容疑で再逮捕
したと発表した。
容疑を認めているという。
再逮捕容疑は2月1日夜、不正に入手した他人のクレジットカード情報を使い、短文投稿サイト「ツイッター」の
専用アプリを約3万円で購入したとしている。押収された少年のUSB(記録媒体)には約90人分のクレジット
カード情報が保存されていた。
同課によると、少年はアプリ購入直後、ツイッターに自動で広告やつぶやき が投稿される「連携アプリ」の
運営会社のサーバーに不正アクセス。連携アプリのシステムを乗っ取り、特定の弁護士の殺害を予告する書き込みを少なくとも数千人以上の
利用者のツイッター上に投稿させていたという。
同課は、少年が不正購入したアプリもサイバー攻撃の手段として悪用しようとしていたとみて調べている。
【斎川瞳】
http://mainichi.jp/select/news/20150717k0000e040225000c.html