川上「文化祭で超会議に屋台出したら面白そう」
角川歴彦「ラノベ作家に一日“超校長”とかやろう」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/070902295/
川上社長は、KADOKAWA・DWANGOが教育事業に参入する理由として
「我々だからこそ、今の高校生が望むような高校を作れると考えた」と語った。
以下、発言の要旨を紹介する。
「今の不登校の人は、確実にニコニコ動画か、角川のライトノベルを読んでいる(笑)。
だからこそ、僕らなりに、不登校の問題で解決できることがあるのでは、と考えた」
「元々ドワンゴは、ネットをやりすぎてドロップアウトした人を中心に作られた会社。
社会生活は送れないが、プログラミングを通じてネットサービスを作る力はあった」
「不登校の高校生は、ネットに逃げているともいえるし、ネットに救われているともいえる。
むしろ、今のネット社会にこそ適性があり、『隠れた財産として眠っている』といえるのでは」
■ニコ生の次期バージョンを基にシステム開発
双方向学習のシステム基盤については、ニコニコ生放送の次期バージョンをベースに独自開発している(写真2)。
ネットでの授業に加えて、ネット、リアルの双方で「学園生活」を実現する仕組 みも設ける。
「文化祭の一環で、ニコニコ超会議に屋台を出すとかできたら面白そうだ」(川上社長)。
高校としての通常授業のほか、キャリア教育も行う。
単位外の講義として、「プログラミング」「ゲーム」「アニメ・イラスト」 「小説家・ライター」
「ビジネス・経済」などの授業を行う。
「例えば、ライトノベル作家に一日校長、『超校長』になってもらおうと考えている」(同社取締役 相談役の角川歴彦氏)。
地方自治体と連携した職業体験も企画する。