角川とドワンゴ “ネット高校”開設へ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150709/k10010144871000.html
出版や動画配信を手がける「KADOKAWA・DWANG O」は不登校の中学生らの受け皿にしたいとして、
インターネットを利用した通信制の高校を来年春に開校する計画を発表しました。
発表によりますと、「KADOKAWA・DWANGO」が計画している高校は、ほとんどの授業をインターネットを使って受けられるようにし、
生徒は時間や場所を選ばずに自由に授業 を受けられるようにします。
そして、最も短いケースでは、入学から3年後に高校卒業の資格が得られるということです。
さらに、課外授業として、第一線のプロが講師を務め、コンピューターのプログラミングや映画製作など、
将来の就職に生かせるキャリア教育も行う計画です。
会社側では高校を来年4月開校する計画で、本校を置く沖縄県に計画書を提出し、現在、審査を受けている
ということです。
文部科学省の調査によりますと、不登校の中学生は全国でおよそ9万5000人いるということで、会社側では
開校する高校を不登校の中学生らの受け皿にしたいとしています。
会見で川上量生社長は「画一的な今の教育制度では、多くの人が進学や就職でつまずいている。
ネットを通じた教育で進学も就職もできる学力をつけられるようにしたい」と意気込みを語りました。