ブラウザの履歴を削除すると起訴される時代さ #1

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2015/06/08(月) 17:52:56.81 ID:t8LWTRXh

消したい履歴も消せないこんな世の中じゃ…。

ブラウザの履歴を見られて嬉しい人はいないでしょう。
当然シークレットモードや履歴の削除をしたりするわけですが、アメリカではブラウザの履歴を削除することは司法妨害に繋がる可能性があるのです。

マサチューセッツ州クインシーの元タクシードライバーKhairullozhon Matanovさんは、
「ボストンマラソン爆弾テロ事件」の容疑者であるツァルナエフ兄弟と食事に行くほど親しい"ただの"友人でした。
もちろん警察への情報提供にも協力したのですが…その際に友人だったからか混乱していたのか、嘘をついてしまいました。

さて、その一年後。THE NATIONによると、FBIの追跡調査により、2014年5月にMatanovさんは逮捕され、司法妨害という訴因で起訴されてしまいました。
爆弾テロに関っていたからではなく、虚偽の陳述と連邦政府の捜査を妨げるために「いかなる記録、文書または具体的なモノ」を削除したために。
いかなる記録とは? そう、PC内のビデオとブラウザの履歴です。

おいおい、こんなことで逮捕できる法律があるのかというと、Serbenes-Oxley Act(SOX法)の登場。
これ、エンロン事件を機に制定されたもので、主に企業の財務報告プロセスの厳格化と規制の法制化を目的にしていますが、
1節には「記録、文書または具体的な物に対する破壊行為、隠蔽、偽造」に対する厳しい処罰が盛り込まれているのです。
この漠然として広範囲にわたるレトリック、なんとそれがネット上の活動のような非具体的な個人の記録にさえ適用されるのを許します。

結果、この"重罪"を犯したことでMatanovさんは20年は刑務所暮らしの可能性があり、現在訴状を認め、司法取引により30ヶ月の減刑に望みをつなぐ状況に…。
判決は今月後半を予定しているようです。

もう当局に目をつけられたら一生デジタルデータは削除できないようなものですね。
削除したツイート、画像、ブラウザの履歴、それらが犯罪の潜在的な証拠ではないと、どう証明しろというのでしょう。

http://www.gizmodo.jp/2015/06/post_17292.html

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