中小企業にも昨年を上回る水準の賃上げが広がってきた。
流通などの中小企業が多く加盟す るUAゼンセンがまとめた2015年春季労使交渉の中間集計によると、
妥結している企業の平均賃上げ額(加重平均)は月額 6100円。
14年同時期の集計を316円上回った。
パートの時給も17.6円増えた。
ただ大企業との賃金格差は拡大しており、安倍政権がめざす「経済の好循環」実現には課題が残る。
デフレ脱却に向け、自動車や電・・・
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2015/6/1 0:30 日本経済新聞社
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO87500510Q5A530C1TJE000/