スクールカウンセラー「何もしないことに全力を尽くす」 #1

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2015/05/24(日) 19:20:19.86 ID:KjTq5aRB

"カウンセリング"というと、一般的にはどのようなイメージだろう。私の仕事の一つは、スポーツカウンセラーである。スポーツ選手や、監督、コーチに関わる、いわゆる「こころの専門家」である。
こんなことがあった。関わり始めて1年ほど経ったあるチームの監督と、筆者と、他に数人で食卓を囲んでいたとき
「カウンセラーの先生って、具体的にどんなことをすることが仕事なんですか。」
という質問を、同席していた監督の知人の先生から受けた。
さまざまな場面で、よく問われることである。「何をやってくれるの?」かと。「こころ」そのものが目に見えないが故に、「こころ」のことを仕事にしているといっても、仕事の中味は見え難い。自分にだって見えないのだから、聞かれてもどのように説明したらいいのかな~と、いろいろと考えて困っている筆者より先に、その監督が答えた。

「一緒にいてくれるんです!」
「へぇ...」
と、まぁ、その先生がどう理解されたのかはおいて、まさにこれこそが、スポーツカウンセラーとしての、筆者の仕事なのだ――そう、そう、そう! その監督はズバリ答えた。ひょっとしたら筆者より理解してくれていた、ということである。他の余分な説明は必要なかった。共にいることがどれほど意味のあることか、説明できない筆者をしり目に、監督には「実感」があったのだろう。しかし、筆者本人としては、自らの仕事の中味や存在の意味に関して、もう少し言葉にしてみたいと考えた。

以下ソース
http://m.huffpost.com/jp/entry/7348524

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