4日に加西市玉丘町の玉丘史跡公園で開幕した「市播磨国風土記1300年祭」。新作能「針間」を書き下ろした哲学者梅原猛さん(90)も鑑賞し、主役である2人の皇子、意奚(億計)・袁奚(弘計)とゆかりのある加西での上演に「この土地でやることは素晴らしいことだった」と満足げだった。
梅原さんは針間で、意奚と袁奚が、皇位継承争いの続く都から美嚢郡志染の里(現三木市)に逃れて牛飼いと馬飼いになり、後に都で仁賢天皇と顕宗天皇になった話を描いた。
http://www.kobe-np.co.jp/news/hokuban/201505/0007990908.shtml