インドネシアで錦鯉が人気 新築ブームで庭の装飾に 産経 「インドネシア『ニッポンはクール』」 ID:EcuP+fQV

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2015/05/05(火) 07:26:22.61 ID:EcuP+fQV

「幸運招く泳ぐ宝石」ニシキゴイがインドネシアにも浸透「ニッポンはクール」

端午の節句のこいのぼりで子どもたちに親しまれるコイは、海外でも観賞用魚として人気だ。
日本では高齢者の趣味のイメージが強いニシキゴイ飼育も、インドネシアでは日本の魅力を
感じる「クールジャパン」の一つとして浸透。
購買力が向上した若者を中心にファンを増やしている。(バンドン 吉村英輝、)

西ジャワ州の州都バンドン郊外。住宅街の一角に、同国トップクラスとされる養鯉場「サムライ・
コイセンター」がある。
経営者のキキさん(51)は「泳ぐ宝石」に魅せられ、趣味が高じて店を開いた。
2000年から広島県や岡山県などのニシキゴイ養殖業者と提携し、幼魚や成魚を輸入し販売
している。

年間を通じて暖かいためよく泳ぎ、 エサ食いもよくなるため、日本より大きく育ちやすいという。
1メートルを超す5歳のコイを指さし「60万円以上で売れる」と笑った。
毎週末のように各都市で開かれる品評会に出荷される。

コイはインドネシア語でも「コイ」と呼ばれ、昔から食用として養殖もされてきた。
中国系からは幸運を招く魚と信じられ、ペットにもされてきた。
だが、観賞用として人気に火が付いたのは、日本から色鮮やかなニシキゴイが入ってきた
20年ほど前からだという。

エサも浄水器も日本からの輸入で、お金のかかる趣味だが、近年の経済成長による新築
ブームで庭付きの家を持つ世帯が増え、日本文化へのあこがれと相まって、30代前後の
愛好家が増えたという。

また、日本で生産される7割以上が輸出され、農林水産省によると、ニシキゴイを中心とした
鑑賞用魚の平成26年の輸出額は33億1千万円で、17年に比べ約1・8倍に増加した。
最大の輸出先は香港(11億3千万円)で、 オランダ、タイに続き、インドネシアは2億6千万円
で堂々の4位だ。

日本貿易振興機構(ジェトロ)は、日本のニシキゴイ生産について「海外の愛好家に支えられ
ている」と分析し「地域の活性化にもつながる」と、新興国への販路拡大を支援している。

http://www.sankei.com/world/news/150505/wor1505050017-n1.html


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