観光庁は30日、今年1~3月に日本を訪れた外国人旅行者が使ったお金が前年同期より64・4%多い7066億円だったと発表した。
四半期としての最高を更新した。
国・地域別の消費額では、中国が前年同期の2・3倍の2775億円となり、全体の約39%を占めた。
買い物や宿泊などに使った1人当たりの消費額も、トップは中国の30万434円だった。このうち買い物代は17万6975円だった。円安や免税制度の拡充により、「爆買い」と呼ばれるまとめ買いが目立った。
1人当たり消費額の2位はオーストラリアの24万7643円で、スキーなどの冬のレジャーを楽しんだとみられる。
外国人旅行者全体でみると、1人当たり平均消費額は17万1028円で、観光庁は「日本経済の下支えになっている」とみている。
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20150501-OYT1T50003.html