東京電力は十日、福島第一原発1号機の原子炉格納容器に同日投入したロボットが何らかのトラブルで作業中に停止し、走行不能になったと発表した。
故障によるものか、障害物によるものかなど原因は不明。
調査チームがロボットの回収を試みている。
溶融燃料の取り出しに向け期待されている調査だが、初日からつまずいた形だ。
東電によると、この日は格納容器内の一階部分の半周約二十メートルを往復する予定で、午前十一時二十分ごろ走行を開始した。
しかし午後二時十分ごろ、往路の約三分の二を進んだ地点でロボットが止まった。
作業員がケーブルを引っ張るなどして動かそうとしたが、動かなかったという。
画像や線量などのデータは、ロボットが停止後も遠隔取得できていることなどから、東電は放射線が原因である可能性は低いとみている。
調査チームは十三日にも、別のロボットで残り半周を調べる予定だった。
今回途中までしかできなかった調査をやり直すかどうかを含め、今後の対応を検討中。
十日午前、格納容器の貫通部にある直径十センチ程度の配管から、長さ約六十センチ、高さ約九・五センチの棒状のロボットを投入した。
ロボットは格納容器の一階まで下りた後、「コ」の字に形を変えて走行し、周囲の温度や線量を測定しながらカメラで周辺状況を撮影していた。
ソース
東京新聞:調査ロボ走行不能に 投入初日、原因不明:社会(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015041102000127.html
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