中国国営中央テレビの有名司会者・畢福剣氏(56)が私的な宴席で毛沢東について
「われわれを苦しめた」と批判した動画がインターネットに流出し、非難が殺到する騒ぎに発展している。
中央テレビは、畢氏の番組を一時放映停止にするとともに、8日夜には「中央テレビの司会者として
発言は重大な社会的影響をもたらした」と非難し、「真剣に調査して厳正に処分する」と発表した。
これに対して共産党機関紙・人民日報系の環球時報は7日の社説で
「有名人は自重し、慎み深くあることが必要だ」と訴え、発言に責任を負うべきだとの主張を展開。
共産主義青年団(共青団)系のサイト「中国青年網」も「毛沢東は時代の偉人であり、(中華人民)共和国の創建者だ」
として「(畢氏は)全国人民におわびしなければならない」と批判した。
動画が問題になった7日、中央テレビではトップが報道現場経験のない聶辰席氏に交代した。
畢氏への迅速で厳しい対応の背後には、私的な席であろうが、反体制的な発言を許さない指導部の影が見える、
との指摘も出ている。
抜粋してます
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2015040900660