http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2445955.html
大阪で23歳の女性が警察官に殺された事件で、警察署長の発言が遺族の怒りを買っています。この署長は葬儀にも出席せず、部下が引き起こした事件を「トラブルになった」と表現しました。被害者対策に力を入れる警察がこんなことでいいのでしょうか。一部始終を聞いて下さい。
「(水内被告が)なぜこういうトラブルになったのか。私も『えーっ』と思って」(阿倍野署 署長)
「トラブルって何ですか?うちは娘、殺されたんですよ」(遺族)
これは、亡くなった白田光さん(23)の遺族と大阪府警阿倍野署の署長らが面会したときの音声です。
今年1月、大阪市東住吉区のマンションで、白田さんが首を絞められ殺害された事件。殺人の罪で逮捕・起訴されたのは、交際相手で大阪府警阿倍野署の巡査長だった水内貴士被告(27)でした。
遺族によりますと、事件後、大阪府警から謝罪は一切なく、先月5日になって、遺族が白田さんの自宅を片づけに大阪に赴いた際、ようやく水内被告の上司だった阿倍野署の愛甲哲也署長から申し入れがあり、面会しました。しかし、署長らの姿勢は、謝罪とはほど遠かったといいます。