日本弁護士連合会 パンフより
http://www.nichibenren.or.jp/library/ja/publication/booklet/data/seikatuhogo_qa.pdf
Q:不正受給が年々増えていると聞きますが?
A:不正受給の割合は保護費全体の0.4%程度で大きな変化はありません。
しかも、その中には、悪質とはいえないケースも含まれています。
不正受給の件数や金額が年々増え、不正受給が横行しているかのような報道がされています。
しかし、不正受給の件数などが増えているというよりも、生活保護利用者が増えていることに伴う
数字の変化というべきでしょう。不正受給の割合でみると、件数ベースで2%程度、
金額ベースで0.4%程度で推移しており、大きな変化はありません。
また「不正受給」とされている事例の中には、高校生の子どものアルバイト料を申告する必要がないと思っていたなど、
不正受給とすることに疑問のあるケースも含まれています。
もちろん、悪質な不正受給に対しては厳しく対応すべきですが、そういうケースはごくわずかな例外です。