高市首相の台湾有事発言で日中関係悪化、中国総領事の過激投稿で友好イベント中止
高市早苗首相が国会で台湾有事を存立危機事態と指摘した発言に対し、中国側が撤回を要求し、駐大阪中国総領事の薛剣氏がXで「汚い首を斬ってやる」と投稿したことで緊張が高まった。11月17日に広島で予定されていた日中友好交流大会が中止となり、中国外務省の毛寧報道局長が首相を名指しで非難した。国内では吉村洋文大阪府知事が首相擁護と総領事批判を表明する一方、立憲民主党の泉健太代表らが首相の発言を不用意と追及し、経済影響への懸念が広がっている。