壊される日本2
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こうして日本はイギリスアメリカそしてそれらの意のままに動かされた中国によって自在に操られついに支那事変から日米戦争へと追い込まれるこれは米英を動かしてきた中心勢力の隠微なる働きによることは明白であるが一方長年にわたり国内に培われていたマルキシズム共産思想社会主義分子によっても大きく動かされてきたのである戦後の日本は6年間の占領によって根本的に変えられてしまった米国外交政策を指導するフリーメーソンにしてみれば天皇制を廃し自由民主主義の美名のもとに少数の資本家を中核とし大多数の国民を従順なる羊の群れとして搾取するという構想を考えていたことであろう皇室はその力を削がれ大部分の皇族は一般人となり華族制度は解消され財産税の無差別な適用によって上は皇室から財閥市井の金持ちにいたるまですべて一様に巨大な収奪を被ったのであるこれは要するに伝統的支配階級を滅ぼす政策であり日本の歴史的伝統精神的中核を骨抜きにする作業であったこれによって今日まったく骨のない歴史を忘れたわけのわからぬ日本人が無数に出てきたのである日本の敗戦後の状況はフリーメーソンイルミナティが表面に現れないようにして日本を改変し彼らの思う方向に誘導してきた結果であるこれは半ば成功し半ば失敗したと言うことができるであろう彼らは結局天皇制を廃止することができなかったし天皇に対する崇敬を根絶することもできなかったしかも彼らが手を加えて大いにその衰滅を図った日本神道は今日でも各地の神社が盛大である少なくとも彼らが完全な成功を収めたとは言いがたいようだ彼らからしてみれば日本は頑強に彼らの誘導する方向に抵抗したということができよう明治から大正大正から昭和昭和から平成とそれぞれ大きな時代の変わり目であった現在は平成5年であるがこの5年間に日本のフリーメーソン化は急激に進んでいる日本の企業は大挙アメリカに出て行ったそして日本の金融機関はたいへん巨額の金を海外とくにアメリカに持ち出したそしていわゆるバブル経済がピークに達しその破裂が起こったのもこの時期である1929年のニューヨーク株式大暴落は決して自然的経済現象ではなく周到に根回しされ引き起こされた人為的経済現象であるというのが私の考えであるこれと同じく一昨年初めからの株式大暴落は1つの劇つまり人為的なものであってまさしく半世紀前にニューヨークの市場を操ったのと同一の手によるものであると