立の立場を取る商業惑星の地球には地球へ向かう商業宇宙船に乗って自由連邦軍の幹部兵士や帝国軍の兵士幹部もスパイとして敵側の情報収集目的や長期休暇目的で訪れておりそこには身分を隠した敵同士の幹部が同じ店内で酒を飲みかわす光景がたびたび見られた。帝国軍だけでなく自由連邦軍側もまた商業目的で全宇宙の惑星を自由に行き来できる地球人から帝国軍の情報を仕入れるために利用しており中立惑星である地球と地球人を自由連邦軍陣営に引き込むための工作は一切しなかった。そうした経緯もあって帝国軍側の遺伝子改良技術の情報も仕入れる事ができた金星では遺伝子改良技術によって楽器や音楽を利用したプラス思考型人間に作り変える事に成功して過酷な環境下での戦闘における耐久性能をアップさせてなおかつ考戦闘能力低下を防ぐ過酷な環境用の精神強化型の戦闘型人間を創り出す事に成功した。それら金星出身の戦闘民族は金星人の傭兵部隊として自由連邦軍側として戦った。金星出身の傭兵部族には出身地惑星を色付けするためと高熱や紫外線に対する耐久性能を上げるために遺伝子改良によって褐色または黒色の肌を装着させた。仮想地球の人間ではアフリカ系の黒人やインド人と褐色肌の東南アジア人にミクロネシア人らが金星人の遺伝子を混ぜて作られた。金星出身の戦闘民族の金星人には戦闘耐久能力が抜きんでていたがために負傷して帝国軍に捕虜として捕まったりする者には処刑されずに洗脳操作によって帝国軍側の兵士になる者が出たり帝国軍側の兵士として戦う金星人に誘われて帝国軍に傭兵として雇われる者も多かった。オリオン大戦争の中期前半~中期後半においては金星人は各地の過酷な戦場で大活躍した。金星での遺伝子改良技術の成功で耐久性に優れた戦闘民族を創り出した自由連邦軍は今度は同じ太陽系の火星の地を開拓して火星の地を地底戦闘用人間兵士の開発惑星として研究をするようになった。地底戦闘用人間兵士とは帝国軍の指揮官として命令を発するマザーコンピュータを含む人工知能AIのすべてと戦闘用ロボット生産工場は厳重に警護された各惑星の地底奥深くの真っ暗な空間に設置されており地上や宇宙空間での戦闘にいくら勝利しようが惑星奥深くに進入して人工知能AI及び戦闘用ロボット生産工場を完全に破壊しなければ惑星の支配権を取り戻す事は無理であった。地底通路の奥にどんな敵が潜んでいるかもわからず真っ暗闇の通路を率先して突き進む事のできる恐怖心を一切持たない