いたずらけいさつのいたずらけいかんがこくみんにいたずらをしている2 #372

372鳳雛:2023/08/15(火) 17:24:20.04 ID:6q3QDbVI


bunshun.jp/articles/-/48067
戦史でも数少ない電撃戦タリバンはなぜ3カ月でカブールを占領できたのか
2021年8月15日タリバンは約20年ぶりに首都カブールを占領してパンジシールを除くほぼ全土を平定することに成功したタリバンが州都を最初に陥落させたのは8月6日だったまたタリバンの本格的な攻勢開始は5月4日だったのでそこを起点にすれば3カ月で勝利したことになる戦史に例のない電光石火の電撃戦だったまるで戦国時代における武田家の甲州崩れのようなあっけない滅亡だが最近までアフガニスタンで治安維持部隊の教育訓練任務に従事していた海兵隊の研究者がタリバン軍の巧みな作戦術が背景にあったと指摘しているもちろんタリバンが戦争すべてに勝利したかは予断を許さない国造りと戦争は異なるからだそれでもこの速度の異例さは米国のインテリジェンス・コミュニティの予想を裏切り続けたことからも明らかだ米情報機関は6月時点ではタリバンがカブールを制圧するのに6カ月から1年かかると見積もっていた8月10日には30~90日へと短縮されたが5日後にタリバン指導部は大統領府に“入城”したのだからいずれも非常に楽観的な見込みだったとわかるこのタリバン軍の勝利の要諦についてアフガニスタン政府軍の士気の低さや腐敗ばかりが日本では強調されるきらいがあるが注目すべきはタリバンの軍事的知性の高さに基づく作戦術だ米海兵隊の教育機関・海兵上級戦闘学校教授のベンジャミン・ジェンセンはカブール占領の当日2021年8月15日に米シンクタンクアトランティック・カウンシルにタリバンはいかにして勝利したのか?軍事的勝利のための作戦術の内実と題する小論を発表した結論から述べればジェンセンはタリバン軍は高度な軍事的知性を保有しており政治目標を実現するための軍事的手段と非軍事的手段を統合することに成功しておりもはや軍事集団としては過去のタリバンの比ではないと評価している農村部での待ち伏せや仕掛け爆弾を駆使していたゲリラ組織ではなくSNSによる心理戦にすら熟練した8万人もの戦闘員を管理する複雑な軍事組織に進化したというのだタリバン軍は現地の部族長老の協力を取り付けたり彼らのメッセージなどをSNSによる世論操作で使ったり現地司令官が戦闘の主導権をとれるように委任戦術――目的を指示しその実現する方法は現場司令官に任せる方法――を駆使している高度な軍事組織になったというのがジェンセンの見立てだしかもタリバン軍は前線部隊が軍事的な成功を収めるとすかさず後方からオートバイの機動部隊が進撃しさらなる進撃を強化する巧みさまでもっているとする米軍研究者が指摘した巧みすぎる作戦特にジェンセンは米軍などが使いこなしている作戦術をタリバンが完璧にマスターしていると強調するこの作戦術とは戦争において実現すべき政治目的や戦略目標と戦場における戦術との整合性をもたらす営為であるそして作戦術とは各戦場での戦闘に連戦連勝しても戦略レベルでの勝利に一向に繋がらなかった――まるで今の日本のコロナ対策にも似ているが――ベトナム戦争の苦い教訓から米軍が導入した概念でもある自衛隊では最近ようやく試行錯誤で導入が始まったところだタリバンによる4つの作戦ジェンセンはその上でタリバンは4つの望ましい状況を作り出すための努力の方向性を行ったとするこれは作戦術の発想に基づくものである最初の作戦がアフガニスタン軍の孤立化であるこの孤立化とは敵の支持基盤を物理的にも心理的にも遮断し機動性を奪うことであるタリバンはまず18カ月以上もかけてアフガニスタン治安部隊の連絡線を寸断したその結果食糧水弾薬が手に入らなくなった各地の治安部隊は

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