>>407
極端な事例であるとは思うが、次のような例では何か思い当たることはありますか。
神懸かりの霊能力者の一例として、白高大神という霊狐とそのオダイである
中井シゲノ(1993年=平成三年没)を取り上げてみる。
シゲノが患者の患部に手をかざして息を吹きかける動作をくり返したり、
舌でなめずりまわして治癒させる。こうやって白高大神が病気を食べるのだとか。
この白高大神は中井シゲノによると自身の守護神という表現になっている。
シゲノは白高のオダイ(近畿地方の神懸かりの巫者の呼称)であるという。
このような事例が事実であるとき(たぶん事実だよ)、神懸かった霊能力者とは、
そもそもが突然に神懸かるわけで、ある意味でお役目を与えられたともいえるが、
守護神の身勝手な選択のせいともいえる。ちょうどいいからオダイにするということ。