13日の東京株式市場は、英国の欧州連合(EU)離脱懸念や円高進展で全面安となり、日経平均株価の終値は、前週末より582円18銭(3・51%)安い1万6019円18銭だった。約2カ月ぶりの安値水準。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)の終値は、同46・18ポイント(3・47%)低い1284・54。出来高は18億7千万株。
英国のEU離脱懸念で前週末の欧米株価が下落した流れを引き継いだ。東京外国為替市場の円相場が1ドル=105円台の円高水準となり、輸出企業の業績悪化への懸念が強まった。「EU離脱を巡る英国での国民投票の23日の結果判明までは荒い値動きが続く」(大手証券)との見方が多い。
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