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◇桐生のコーチ「ちょっと悔しい」
男子100メートルの10秒の壁突破で、日本は中国に先を越された。9秒台突入の最有力候補、桐生祥秀を指導する土江寛裕コーチは「(中国より先に)出したいのはあった。ちょっと悔しい」と本音を漏らした。
桐生は3月のテキサス・リレーで追い風参考記録ながら9秒87で走っていた。蘇炳添が9秒99を出したこと自体、土江コーチに驚きはなく「(課題の)後半の減速が少なくなっていた。改善すれば9秒台に入ると思っていた」と実力を認めた。
アジアの男子短距離はナイジェリア出身のオグノデ(カタール)ら、アフリカから国籍変更した選手の活躍が目立つ。その中で2013年世界選手権の張培萌が10秒00をマークしたように中国勢も着実に力を伸ばしてきた。日本陸連の麻場一徳強化副委員長は「十分予想できたこと。日本選手も、そのレベルまで来ている」と強調する。
前日本記録保持者の朝原宣治氏は「アジア人の力がつき、世界で戦っていけることの証明」と前向きに捉え、日本陸連の高野進前強化委員長も「(9秒台は)大きな壁ではなくなっている。最後の目標は世界選手権、五輪での入賞やメダル」と言葉に力を込めた。
以上です。
※抜粋です。
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ソース
http://www.tokyo-np.co.jp/article/sports/news/CK2015060102000112.html