パキスタン軍ヘリ墜落 本当にタリバン運動の仕業? 現場目撃の日本大使が疑問を呈す
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【ニューデリー=岩田智雄】パキスタン北部ギルギット・バルティスタン地域で起きたヘリコプター墜落で、在パキスタン日本大使館の担当者は8日、産経新聞の電話取材に、イスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動(TTP)」が犯行を主張していることに疑問を呈した。
墜落当時、日本の猪俣弘司大使が別のヘリに乗っていたが、大使は「現場ではそのような様子はみられなかった」と話しているという。また、タリバン運動がミサイルで攻撃するには、事前に情報を得る必要があるが容易ではなく、担当者は「周辺では厳重な警備態勢が取られていたはずだ」としている。
パキスタンのアシフ国防相は墜落の原因について、「初期の報告では、技術的な不具合とみられる」と述べた。ロイター通信も、地上や墜落機以外の3機のヘリに搭乗していた目撃者からは、砲撃を受けたことを示すものは何も報告されていないと伝えた。