焦点:「タダ乗り」から日米同盟強化へ、首相訪米の本音
[東京 24日 ロイター] - 26日から訪米する安倍晋三首相の最大の狙いは、日米同盟の強化をアピールすることだ。日本はもはや平和の「フリーライダー(タダ乗り)」ではない、同盟の負担をさらに引き受ける用意がある、というメッセージを米国に伝えようとしている。
だが背後には、日本の有事のときはしっかり守ってほしい、というメッセージが潜んでいる。自衛隊が役割を拡大し、世界規模で米軍に協力する代わりに、日本の安全保障に対する米国の関与を確実にしたいという思いが、見え隠れする。
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPKBN0NF0IT20150424