福島第1原発事故 調査ロボ、格納容器内で立ち往生 ケーブル絡まる?
東京電力福島第1原発で10日、ロボットを使った格納容器内部の調査を初めて実施したが、途中で止まってしまった。データは遠隔操作で入手できているが、ロボが回収できない可能性もあるという。
この日午前9時半ごろ、1号機の格納容器につながる配管に投入されたロボは、容器内の半周を調査した。しかし午後2時10分ごろ、ロボは前にも後ろにも進まなくなり、立ち往生した。
東電によると、ケーブルが絡まっている可能性があるという。ケーブルはロボが自ら切断することも可能。13日も調査する予定で、もう1台ある別のロボを投入するかどうか検討している。
今回の調査は、容器の下部に溶け落ちたとみられる燃料(デブリ)の位置や形状を探るための準備段階の調査。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150410-00000582-san-soci