アラキドン酸
あまり耳なじみのない物質ですが、実は植物性油に豊富に含まれる必須脂肪酸のリノール酸から
身体の中で合成されて蓄えられることが多い脂肪酸です。
最近では脳の老化を予防する効果をうたった健康食品に含まれていたり
逆に発癌のメカニズムに深くかかわるとして嫌われたりしているようで
正義の味方なのか悪の手先なのか、まだ立ち位置がはっきりしないようです。
少ないと善玉、多いと悪玉
アラキドン酸から生み出されるさまざまな生理活性物質
さまざまなプロスタグランジン類や各種ロイコトリエン類などには、やはりさまざまな働きがあります。
炎症を起こしたり、発熱させたり、気管支を収縮させたりという具合の悪い働きがあるかと思えば
別の物質はそれを抑制する働きを持っていたりもします。
しかし、いろんな研究から、どうやらアラキドン酸や原料になるリノール酸の量が適正であれば
最悪でもバランスが取れた状態であり、うまくすると身体にとって好ましい状態を維持してくれると分かってきました。
一方、それらが過剰に存在すると、具合の悪い働きをする生理活性物質の方がどんどん増えてしまい
アレルギー反応が起こった時に症状をうんと悪くする懸念が生じてきたようです。
(全文はリンク先で)
以下ソース
http://health-to-you.jp/allergy/arerugiabura037/