彼らがこの研究をスタートしたきっかけは
新しい研究室を作ったときに大量のパッキング・ピーナッツが出たことだという。
そこで、それをなにかに役立てようと思いつき、リチウムイオン電池において
従来のグラファイトを使った陽極よりも速く充電ができ、より高い比容量を実現する新しい陽極を作ることに成功した。
簡単な工程で加工できる
その方法はシンプルだ。ピーナッツを不活性ガス炉のなか500〜900度で過熱するというものだ。
その際に遷移金属塩の触媒を使うこともある。その結果できる素材を陽極に使うことができるというのだ。
研究チームのEtacheri氏によればこの方法は環境にやさしく、大規模生産にも向いているという。
従来の陽極に比べて、この新しい陽極は約10分の1の厚みで、より多孔性だ。
そのおかげで電解液との接触性にすぐれ、充電も放電もより短い時間で可能だという。
画像等
http://i.imgur.com/sOTPwkB.jpg
http://i.imgur.com/ICuFFwR.jpg
(全文はリンク先で)
以下ソース
http://nge.jp/2015/03/25/post-99894